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レーザー彫刻機WAINLUX「K8」を導入しました!選んだ決め手やおすすめポイントを紹介します!
こんにちは!
先日、ずっと気になっていたレーザー彫刻機WAINLUX「K8」10wモデルを導入しました。
レーザービームの力で様々な素材に彫刻をしたり、カットができる優れ物です。
木、鉄、ガラス、コルク、アクリルなどの加工に対応していて、それぞれ設定を変更することで好みの加工ができます。
今回は導入したWAINLUX「K8」についてご紹介します。
目次
レーザー彫刻機導入の経緯
現在Web制作の依頼に伴って様々なオリジナルアイテム制作のご依頼をいただきます。
基本的には弊社でアイテムのデザインを作成し、その後専門の業者などに発注することでオリジナルアイテムをご用意していました。
専門の業者に発注することで高いクオリティのオリジナルアイテムを作ることはできるのですが、いくつか難点があります。
- 業者によっては注文の最低ロット数がある
- 注文する個数が少ない場合は金額が高くなる
- 発注から納品まで時間がかかる
これがボトルネックとなり、受注にいたらないケースもありました。
となると、自社で作成できるアイテムを増やしていくことも大事ですよね!
調べてみるとレーザー光を使って素材のカットや彫刻ができる「レーザー彫刻機」というものがあると知り、今回導入しました。
レーザー彫刻機WAINLUX「K8」を購入
レーザー彫刻機について調べていると中国のメーカーWAINLUXの「K8」というモデルが気になりました。
このメーカーの旧モデル「K6」がクラウドファンディングで話題となり、支援金を
集めたのは知っていましたが、後継機の「K8」がいつのまにか販売されていたようです。
WAINLUX「K8」のスペックを「K6」と比較
スクロールできます
WAINLUX | K8 | K6 |
---|---|---|
加工範囲 | 130×130mm | 80×80mm |
彫刻精度 | 0.01mm | 0.05mm |
彫刻速度 | 最大1,5000mm/min | 最大1,500mm/min |
カメラ内蔵 | ◯ | × |
バッチ処理 | ◯ | × |
曲面彫刻 | ◯ | × |
安全性能 | 高 | 中 |
レーザー出力 | 2.5W / 5W / 10W | 3W |
購入する |
「K8」と「K6」の比較表を公式サイトより拝借しました。
特に注目したいポイントは彫刻精度、彫刻速度、カメラの有無ですね。
また、曲面彫刻への対応については別売りのロータリーローラーアタッチメントが必要です。
グラスなどへの彫刻を行いたいので今回ロータリーアタッチメントを購入しましたので後ほど記事で紹介します。
WAINLUX「K8」を選んだ決め手
スペックも比較した上でWAINLUX「K8」を購入した決め手は
- 3段階のパワーのモデルが用意されていて加工の幅が広い
- 精度の高い詳細な彫刻が可能
- カメラが搭載されているため位置合わせが簡単
- 家庭用/業務用 兼用のレーザー彫刻機で価格が手ごろ
- 組み立てが不要
この先で詳しく紹介します。
パワー別で3段階のモデルが用意されていて加工の幅が広い
WAINLUX「K8」2.5W /5W / 10Wの比較
スクロールできます
WAINLUX「K8」 | 2.5W | 5W | 10W |
---|---|---|---|
彫刻速度 | 7000mm/min | 1,2000mm/min | 1,5000mm/min |
合板のカット(厚み) | 1〜2mmまで | 3〜5mmまで | 8mmまで |
パイン材のカット(厚み) | 3mmまで | 5〜7mmまで | 10mmまで |
WAINLUX「K8」には2.5W、5W、10Wとパワー別で3段階のモデルが用意されています。
それぞれ最大出力の差で合板(木材)のカットできる厚みや彫刻スピードの上限も変わります。
今回は大は小を兼ねる…ということでハイパワーな10wのモデルを購入しました。
精度の高い詳細な彫刻が可能
家庭用のレーザー彫刻機だと、細かい彫刻が苦手なモデルが多くあるようです。
WAINLUX「K8」は彫刻精度が
0.01mmなので細かい彫刻も可能!カメラが搭載されているため位置合わせが簡単
WAINLUX「K8」にはカメラが搭載されています。そのため、庫内に加工する対象物をセットした状態で位置合わせが可能です。レーザー彫刻機は座標を合わせるのが難しいと聞いていたので、この機能はかなりありがたいです。
(カメラ機能を使うならWi-Fiによる接続が必須です)
家庭用/業務用 兼用のレーザー彫刻機で価格が手ごろ
レーザー彫刻機には業務用と家庭用が存在していて、業務用はやはりハイパワーで繊細かつ大きな彫刻も可能なようですが、価格がかなり高額です。また、サイズも大きく設置場所も選びます。
業務用のレーザー彫刻機もいつかは欲しいなと思いつつ、今回は見送ることに…
結果購入したWAINLUX「K8」は家庭用/業務用の兼用で、価格が手頃ながらある程度のスペックも兼ね備えている初心者には丁度いいモデルでした。
レーザー彫刻機WAINLUX「K8」10wが届いた!
中国からの発送だったのですが、2週間程度で自宅まで届きました。
ダンボールに入って届きましたがサイズが大きいので、置き配は厳しいと思います。
箱の中身を確認しましたが、欠品や中身の破損などもないようで、安心しました。
WAINLUX「K8」の外観
本体は箱型になっています。箱の中にはレーザーを照射する機械が入っているので、加工する対象物は箱の中に設置して作業を行います。彫刻可能なサイズは
130×130mm。箱の側面にはレーザーの光から目を保護するための半透明の素材でできているため、保護用のゴーグルなどは不要です。
箱の周辺にはACアダプターやUSBケーブルの差し込み口がついていて給電やPCとの接続を行います。
庫内にもUSBの差し込み口がついていますが、これはロータリーアタッチメントなどを使用する際に給電するための差し込み口です。
WAINLUX「K8」の付属品
- WAINLUX「K8」本体
- ACアダプター
- USBケーブル
- ユーザーマニュアル(取扱説明書)
- 加工できるアイテムのサンプル
- その他備品
加工できるアイテムのサンプルがついているため、購入する前に試せるのはいいですね!
- 写真には合板のサンプルが写っていませんが実際は同梱されていました。
ためしにコースターに彫刻してみる
STEP
加工したいものを庫内にセットする
レーザーで加工したいものを庫内にセットします。なるべく中心に置くとカメラで撮影した際に作業がしやすくなります。
加工物を置いたらレーザーを照射するパーツの爪を使って距離を調整します。
箱の外側についているダイヤルを回すと台座が上下して位置合わせができます。
STEP
写真を使って位置合わせする
ソフトを起動してWi-Fi接続したら写真を撮影。
加工する位置を合わせます。
STEP
設定をしたら加工開始!
レーザーが照射されて加工が始まります。
STEP
コースターの彫刻が完成!
コースターが完成しました!
細かいデザインもしっかりと再現されています。
今回は縁に文字をたくさん入れたため加工に5分ほどかかりました。
点描のように1点ずつレーザーを打っていくため、複雑な彫刻ほど時間がかかります。
また、スピードを上げて複雑なものを彫刻しようとすると失敗することがあるため、スピードと彫刻の細かさのバランスに気を付けて設定します。
まとめ
レーザー彫刻機WAINLUX「K8」10wモデルについて紹介しました!
必要な機能をしっかり抑えつつ、コスパも良いアイテムだなと思います。
レーザー彫刻初心者にもおすすめです!
その他のレーザー彫刻に関する記事はこちら
WAINLUX K8
メリット
- 業務用 / 家庭用兼用のため丁度いい機能と価格
- 精度の高い彫刻が可能
- 組み立て不要
- カメラが搭載されているため位置合わせが簡単
デメリット
- 基本的には庫内に入るサイズのものしか加工できない(130mm×130mm)
- 金属などやガラスの切断はできない
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